メニュー

風邪

 

鼻やのどにウイルスや細菌がつき、炎症や発熱を起こす病気です。
ウイルスによって起こされる風邪が全体の9割を占めています。
ウイルスによって引き起こされる風邪の特徴は、「症状が多様である」ということです。
節々が痛かったり、発熱したり、だるかったりと、かかる人によって様々です。
ただし、特に特徴的な症状として「せき」「鼻みず」「のどの痛み」の3つの症状がそろって認められ、同程度につらい、というものです。
治療は、特定のウイルス以外は抗生剤が効きません。そのため、それぞれの症状を軽くする治療(対症療法といいます)、そしてご自宅では、水分を十分に補給して、安静にすることが大切になります。

一方、細菌による場合は、多くはどこかがピンポイントでつらくなります。
例えば、喉だけが痛い、せきだけが止まらない、などです。
治療は、それぞれの細菌に適した抗生剤を内服することになります。
そしてとても大切なのが、処方された抗生剤は日数分飲みきることです。
症状が軽くなって途中でやめてしまうと、生き残った菌が繁殖して重症化することがあります。
また、その時はよくても、次回同じ細菌に感染したときに、十分に効果を発揮しないときがあります(耐性菌ができるといいます)。
同じ細菌感染症でも、細菌が異なる場合、効果のある抗生剤もかわりますので、しっかり医療機関を受診することが大切です。

HOME

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME