健診結果の読み方：はじめに

[2022.12.25]

健診診断結果の読み方

多くの方が、職場や市町村での健診を受けられることと思います。
そして既に何かしらの自覚症状のある方の多くは、もうとっくに医療機関を受診されていることでしょう。

問題なのは、健診結果では「要精査」になっていても、痛くもかゆくもなく、特に日常生活に支障がないため、せっかくのクリニック受診の機会（ご自身の体からの声にならないSOSサインに気がついてあげる機会）を失ってしまうことになります。
これは非常にもったいないことです。

配布された診断結果には、おそらく検査値の見方、が書いてあると思いますが、なかなか理解しにくい所もあると思います。
今回から数回に分けて、当院に関係ある疾患の検査結果の見方をご紹介出来ればと思います。
現時点では以下の様に予定しておりますが、取り上げて欲しいことがありましたら、診察の時にでもぜひおっしゃってください。

・HbA1c と血糖値
・コレステロール値
・尿酸値
・その他･･･

ということで、次のブログは「HbA1c と血糖値」についての特集になります。
なるべく、イラストを多めに、直感的に分かって頂けるような記事を作成しております。
次回更新まで、少々お待ちください。