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医師紹介

院長 ごあいさつ

院長の似顔絵は
友人のイラストレーター
前田ミックさんに
描いていただきました

はじめまして。
名取とおる内科・糖尿病クリニック院長 鈴木 亨(すずき とおる)と申します。

2023年1月より、父 鈴木 裕が開設した「鈴木ゆうクリニック」を引き継ぎ「名取とおる内科・糖尿病クリニック」として、この度、新たにスタートを切ることになりました。
2001年に開設した鈴木ゆうクリニックは、22年間皆様に大切に育てて頂き、糖尿病を中心として内科・消化器内科の病気を地域に根ざしたクリニックとして、名取市のみならず、仙台市、岩沼市、亘理町、川崎町、大河原町など広範囲に渡り多くの患者さんを診察させて頂いておりました。

新クリニックも地域のかかりつけ医として、これまでの治療姿勢を引き継ぎ「内科」「糖尿病」の診療を、総合内科専門医・糖尿病専門医として責任をもって継続していきたいと考えております。

私は医師になってからいくつもの病院で糖尿病の患者さんを多く診察しながら、いかにして病気のコントロールをしていくか、それと同時にかからないようにすればよいかをよく考えるようになりました。
そのため、勤務医をしながら東北大学公衆衛生大学院に進学し「予防医学の大切さ」や「ヘルスコミュニケーション(いかにして患者さんに正確な情報を、分かりやすく伝えるか。そして自分自身の体に関心をもって、体から発せられるSOSのサインに気がついて頂くか)」も学んでまいりました。

そして、それを実現するためにも、糖尿病の他に生活習慣病として重要な「肥満症」「脂質異常症(高脂血症)」に関しても専門医・指導医を取得し研鑽を積んでまいりました。例えば、前任地の山形県では県で初めての肥満症専門外来を立ち上げ、山形大学附属病院や東北大学病院と連携をとりながら、時に県を跨いだ肥満症治療に携わっておりました。脂質異常症に関しても全国のクリニックでは数少ない「家族性高コレステロール血症治療認定施設」として、東北医科薬科大学病院と連携をとりながら、クリニックで治療を行い、そして高度な医療機器でないと正確な評価が出来ない場合は紹介させて頂き詳細な検査を行い、患者さん一人一人に合った治療法を模索して診療しておりました。

「生きることは食べること」、と私は思っております。
皆さんには、最期の日まで好きな食べ物を美味しく食べて欲しいと願っています。
しかし、糖尿病を始めとして、日々の生活と切っても切れない関係にある生活習慣病は、放置しておきますと脳梗塞や心筋梗塞といった命に関わる病気の発症に繋がります。
このような病気を予防、もしくは良好なコントロールとなり、地域の皆さんが歳をとっても元気で日々を過ごせる「健康長寿」であることを目指して、この度、心新たに診療していきたいと思っております。

どうぞよろしくお願いいたします。

2023年1月1日
鈴木 亨
Toru Suzuki MD, PhD, MPH, FACP

Research Map

略歴

平成12年 仙台第二高等学校卒業
平成19年 秋田大学医学部医学科卒業
大崎市民病院 研修医
平成21年 東北労災病院 糖尿病代謝科
平成23年 東北大学病院 糖尿病代謝内科 
平成27年 山形市立病院済生館 糖尿病・内分泌内科
平成31年 鈴木ゆうクリニック
令和05年

名取とおる内科・糖尿病クリニック

札幌医科大学 循環器・腎臓・代謝内分泌内科学講座 客員研究員

これまでの非常勤病院
(糖尿病専門外来、夜間救急外来)

  • JCHO仙台南病院
  • 栗原市民病院
  • 大崎市民病院
  • よねやま診療所
  • 栗原市立瀬峰診療所
  • 加美病院
  • 丸森病院
  • 磐城共立病院
  • 福島第一病院
  • 太田西ノ内病院
  • 公立相馬総合病院

学位

  • 医学博士 (PhD: Doctor of Philosophy) (東北大学医学系研究科) 
  • 公衆衛生学修士 (MPH: Master of Public Health) (東北大学公衆衛生大学院)  

資格

  • 日本国 医師免許 
  • 日本内科学会認定 総合内科専門医・指導医
  • 日本専門医機構認定 内分泌代謝・糖尿病内科領域 暫定指導医
  • 日本糖尿病学会認定 糖尿病専門医・指導医
     腎症重症予防委員 担当医
  • 日本糖尿病協会認定 療養指導医
  • 日本動脈硬化学会認定 動脈硬化専門医・指導医・評議員
        教育・研修委員会委員(メディカルスタッフ・若手育成部会)
  • 日本肥満学会認定 肥満症専門医・指導医
  • アメリカ内科学会 上級会員
     (FACP: Fellow of American College of Physicians)

  • 難病指定医
  • 小児慢性特定疾病指定医
  • 厚生労働省医政局長 指導医講習会修了
  • 厚生労働省健康局長 医師緩和ケア研修会修了

賞罰

  • 2015年 日本肥満学会 若手研究奨励賞 (Young Investigator Award)    
  • 2016年 日本内科学会 研修医指導教官賞

主な論文実績(査読あり)

英文原著

  1. Suzuki T, Sawada S, Ishigaki Y, Tsukita S, Kodama S, Sugisawa T, Imai J, Yamada T, Yamaguchi T, Murano T, Katagiri H. Lipoprotein Lipase Deficiency (R243H) in a Type 2 Diabetes Patient with Multiple Arterial Aneurysms. Intern Med. 55(9): 1131-1136, 2016. [Pub Med]
  2. Yamaguchi T, Murano T, Tatsuno I, Hiruta N, Suzuki T, Sawada S, Katagiri H, Shirai K, Schneider WJ, Bujo H. Severely impaired activity of lipoprotein lipase Arg243His is partially ameliorated by emulsifying phospholipids in in vitro triolein hydrolysis analysis. Ann Clin Biochem. 54(6): 712-715, 2017.
  3. Suzuki T, Gao J, Ishigaki Y, Kondo K, Sawada S, Izumi T, Uno K, Kaneko K, Tsukita S, Takahashi K, Asao A, Ishii N, Imai J, Yamada T, Oyadomari S, Katagiri H. ER Stress Protein CHOP Mediates Insulin Resistance by Modulating Adipose Tissue Macrophage Polarity. Cell Rep. 18(8): 2045-2057, 2017. [Pub Med]
    ・東北大学よりプレスリリースされました  
    ・マスメディアにも紹介して頂きました 
  4. Suzuki T, Kaneko K, Katawaki W, Takahashi K, Hoshikawa M, Ohtake H. A case of IgG4-Related Disease with Periaortitis/Periarteritis that progressed to Unstable Angina Pectoris during Multidisciplinary Treatment. Journal of Hospital General Medicine. 4(5): 243-250, 2022.
  5. Marenao Tanaka , Yukinori Akiyama,  Kazuma Mori, Itaru Hosaka, Kenichi Kato, Keisuke Endo, Toshifumi Ogawa, Tatsuya Sato, Toru Suzuki, Toshiyuki Yano, Hirofumi Ohnishih, Nagisa Hanawa, Masato Furuhashi. Predictive modeling for the development of diabetes mellitus using key factors in various machine learning approaches. Diabetes Epidemiology and Management. Volume 13, January–March 2024, 100191.
  6. Toru Suzuki, Tatsuya Sato, Marenao Tanaka, Keisuke Endo, Kei Nakata, Toshifumi Ogawa, Itaru Hosaka, Yukinori Akiyama, Araya Umetsu , Masato Furuhashi. Tirzepatide ameliorates eating behaviors regardless of prior exposure to glucagon-like peptide receptor agonists in Japanese patients with type 2 diabetes mellitus. J Diabetes Complications. 2024 May 29;38(7): 108779.  [Pub Med]
  7. Kazuma Mori, Marenao Tanaka, Tatsuya Sato, Yukinori Akiyama, Keisuke Endo, Toshifumi Ogawa, Toru Suzuki, Hiroki Aida, Wataru Kawaharata, Kei Nakata, Itaru Hosaka, Araya Umetsu, Nagisa Hanawa, Masato Furuhashi. Metabolic dysfunction-associated steatotic liver disease (SLD) and alcohol-associated liver disease, but not SLD without metabolic dysfunction, are independently associated with new onset of chronic kidney disease during a 10-year follow-up period.  Hepatol Res. 2024 Aug 7. [Pub Med]

和文原著

  1. 井泉知仁, 鈴木亨, 本藏理恵子, 平井敏, 松本雅博, 赤井裕輝, 安本明浩, 松村直樹, 徳村弘実, 岡芳知, 片桐秀樹. 糖尿病性ケトアシドーシスに非閉塞性腸 間膜虚血を併発した若年糖尿病の1例. 糖尿病. 54(4): 288-293, 2011. [J-stage]
  2. 五十嵐雅彦, 鈴木亨, 野村隆, 丹治泰裕. 糖尿病患者の冠動脈疾患発症に影響及ぼす臨床指標に関する検討. 成人病と生活習慣病. 48(5):567, 2016.
  3. 大嶽苑子, 中村麻里, 橋本麻美子, 鈴木亨, 宮口修一, 平井敏, 松本雅博, 赤井裕輝. 入院集中治療により正常型レベル・境界型レベルまで改善した重度 2 型糖尿病症例の解析. 糖尿病. 60(8): 524-531, 2017. [J-stage]
  4. 鈴木亨. 高齢者2 型糖尿病におけるライゾデグ®配合注(インスリン デグルデク/アスパルト配合注)1 回注射法の有用性に関する検討. 新薬と臨床. 66(4): 378-386, 2017.
  5. 五十嵐雅彦, 鈴木亨, 山口直樹, 野村隆. メトホルミン内服中の糖尿病患者におけるビタミンB12と葉酸, 貧血に関する臨床的検討. 成人病と生活習慣病. 48(5): 567-567, 2018.
  6. 山口直樹, 五十嵐雅彦, 鈴木亨, 大竹浩也. 糖尿病と慢性閉塞性肺疾患の治療中に高蛋白血症の精査により診断に至ったIgG4関連疾患の1例. 臨床病理. 66(8): 845-850, 2018.
  7. 鈴木亨, 伊藤南, 名木野匡, 和田敏弘, 星川仁人, 大竹浩也, 五十嵐雅彦. 異時性に多彩な症状を呈し、急激な血糖コントロールの悪化を契機に診断されたIgG4 関連疾患の1例. 糖尿病. 62(2): 84-93, 2019. [J-stage]
  8. 五十嵐雅彦, 丹治 泰裕, 鈴木亨. 糖尿病患者の冠動脈疾患発症に影響する臨床指標に関する検討. Progress in Medicine. 39(3): 341-345, 2019.

    上記の他6本

医学雑誌

  1. 鈴木亨, 井泉知仁, 赤井裕輝. 効果をあげた2段階指導法. 糖尿病診療マスター. 9(1): 103-108, 2011.
  2. 五十嵐雅彦, 鈴木亨. 【日常診療に欠かせない 検体検査のポイントとコツ】 糖代謝検査(解説/特集)月刊レジデント. 9(4): 62-70, 2016.

査読

  • Journal of Atherosclerosis and Thrombosis

その他

学会発表 (2011~)

地方会

  1. 2011  第49回 日本糖尿病学会 東北地方会
    「経管栄養中に高血糖高浸透圧昏睡にて救急搬入された初回治療2型糖尿病の1例」
  2. 2012  第50回 日本糖尿病学会 東北地方会
    「確定診断に苦慮した若年発症神経内分泌腫瘍の1例」
  3. 2016 第208回 日本内科学会 東北地方会
    「高度インスリン抵抗性とNASHを伴った肥満合併2型糖尿病にSGLT2阻害薬が有効であった1例」
  4. 2017 第55回 日本糖尿病学会 東北地方会
    「集学的治療で救命しえたHamman症候群の1例」
  5. 2018 第56回 日本糖尿病学会 東北地方会
    「高度肥満症の内科・外科的治療において綿密な医療の機関連携により減量に成功した1例」
  6. 2019  第216回 日本内科学会 東北地方会
    「副腎出血が原因と推測された原発性副腎不全症の1例」
  7. 2021  第59回 日本糖尿病学会 東北地方会
    「短期入院が大幅な改善契機となった外来治療で難渋した高度肥満合併2型糖尿病の1例」

 

国内学会総会

  1. 2014  第57回 日本糖尿病学会総会(大阪)
    「肝糖新生における小胞体ストレス関連因子CHOPの役割」
  2. 2014  第46回 日本動脈硬化学会年総会(東京)
    「家族性リポ蛋白リパーゼ欠損症(R243H変異)によりV型高脂血症の病態を呈し、多発性大動脈瘤・ 冠動脈疾患を合併した2型糖尿病の1例」
  3. 2014  第58回 日本糖尿病学会総会(下関)若手研究奨励賞セッション
    「小胞体ストレスタンパクCHOPは脂肪組織マクロファージ極性変化を介してインスリン抵抗性を調節する」
  4. 2015 第36回 日本肥満学会総会(名古屋)若手研究奨励賞セッション
    「ERストレスタンパクCHOPは脂肪組織マクロファージ極性変化を介してインスリン抵抗性を調節する」
  5. 2016  第37回 日本肥満学会総会(東京)
    「イプラグリフロジンが奏功しインスリン180単位から離脱しえたNAFLD・肥満合併2型糖尿病の1例」
  6. 2019  第34回 日本糖尿病合併症学会総会(大阪)
    「橋外髄鞘崩壊症を発症し、critical illness polyneuromyopathyの合併も疑われた高血糖高浸透圧症候群の1例」
  7. 2024 第56回 日本動脈硬化学会総会(神戸)
    「日本人2型糖尿病患者においてペマフィブラートの12か月投与が血中脂質と脂肪肝指数に与える影響の検討」

 

国際学会

  1. 2014  The 74th Scientific Sessions, American Diabetes Association, CA, U.S.A.
    “CHOP Modulates Adipose Tissue Macrophage Polarization”

助成金

  1. 2014 東北開発記念財団 海外派遣援助金

 

理事長 ご挨拶

名取市で糖尿病専門医として35年間診療して参りました。宮城県立がんセンター在籍中は全科の糖尿病入院患者さんの治療を担当し、他科の診療を後方支援していました。
22年前に現在地で開業し、糖尿病患者さんを多く担当し、糖尿病専門医として近隣の開業医及び病院の先生方の皆様と連携して診療してきました。令和5年1月から息子が継承し、理事長職専任になりましたが、週2回診療に参加しています。

2023年1月1日
鈴木 裕
Hiroshi Suzuki MD, PhD

略歴

昭和51年 東北大学医学部医学科卒業
JA秋田厚生連 平鹿総合病院 
昭和54年 東北大学病院 第3内科 (現 糖尿病代謝内科)
昭和60年 公立気仙沼病院 内科(現 市立気仙沼総合病院) 
昭和62年 宮城県立成人病センター(糖尿病・消化器病)
平成05年 宮城県立がんセンター (県立成人病センターより改称)
平成13年 鈴木ゆうクリニック 開業
令和05年 名取とおる内科・糖尿病クリニック

学位

  • 医学博士 (PhD: Doctor of Philosophy) (東北大学医学系研究科) 

資格

  • 日本国 医師免許
  • 日本内科学会認定 内科認定医
  • 日本糖尿病学会認定 糖尿病専門医
  • 元 日本消化器学会認定 消化器専門医
  • 元 日本内視鏡学会認定 内視鏡専門医
     
  • 難病指定医
  • 仙台厚生病院 客員部長

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