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肝機能障害(脂肪肝など)

どんな病気?

これまで、肝臓疾患の最終ステージにあたる肝硬変・肝細胞癌となる主な原因はB型肝炎、C型肝炎などの肝炎ウイルスや、アルコールの過剰摂取によるものでした。
しかし、B型・C型肝炎は徐々に治療することが出来るようになってきました。
最近は、「非アルコール性」の肝臓疾患が増えてきました。
これは肥満・糖尿病・脂質異常症・高血圧症などメタボリックシンドロームが密接に関連しています。

現在、人間ドック受診者の約30-40%で脂肪肝が指摘されるようになりました。
そして、そのうち10-20%が非アルコール性脂肪肝炎に進行します。
そして、5年でやく20%が肝硬変・肝細胞癌まで進行することが分かっています。
健診で脂肪肝、と診断された方でも、お酒飲んでないから大丈夫、ではありません。
肝臓は、病気がかなり進行するまで自覚症状が現れない「沈黙の臓器」と呼ばれています。
気が付いたときには、手の施しようがないぐらい進行しているときもあります。

検査・治療

ぜひ、毎年脂肪肝を指摘されている方はそのままにせず、採血・超音波検査などで詳しい検査を受けられることをお勧めいたします。
治療としては、肥満や糖尿病などの原因となる病気を治療することや、食事・運動療法になります。
また、時には薬物療法を行う事もあります。

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